風水で枕の向きはどっちがいい?北枕が縁起が悪いと言われる本当の理由
「北枕はやめたほうがいいって、なんとなく聞いたことがある」
そう思って、なんとなく避けている方は多いと思います。私もそうでした。
でも、なぜ良くないと言われているのかを調べたことはありますか?
実はこれ、風水の話ではありません。そして風水では、北枕はむしろ良い向きとされています。
真逆なんです。
この記事では、枕の向きが東西南北でどう違うと言われているのか、そして「北枕は縁起が悪い」という話がどこから来たのかを整理しました。
枕の向きを変えるだけなら、今夜から、お金をかけずに試せます。
🧭 「北枕は縁起が悪い」はどこから来たのか
結論から言うと、仏教の故事です。風水とは別の話です。
お釈迦様が亡くなられたとき、頭を北に向けていたと伝えられています。仏教の経典『涅槃経』には、そのときの様子が「頭を北方にして枕し、足は南方を指す。面は西方に向かい」と記されているとされます。
これにならって、日本では亡くなった方を安置するときに北枕にする習慣ができました。
そこから「北枕=死を連想させる」となり、縁起が悪いと言われるようになった、という流れです。
もうひとつ、実用的な理由もあったようです。昔の日本家屋はすきま風が入りやすい構造で、北枕で寝ると風邪をひきやすかったとも言われています。
つまり「北枕は良くない」は、仏教の習慣と、昔の住宅事情から来た話であって、風水の教えではないんですね。
📌 風水では、北枕はいちばん良い向きとされている
一方、風水では北枕が最も良い向きとされることが多いようです。
理由としてよく挙げられるのが、気の流れです。
風水では北から南に気が流れていると考えられており、北枕で寝ると頭から足に向かって気が流れるため、流れがよくなるとされています。
また、風水で北の方角は「水」の気を持つとされます。水には冷やす性質があることから、北枕は頭を冷やす形になり、頭寒足熱(頭を冷やして足元を温める)の体勢になるため体に良い、とも言われています。
日本の習慣では避けられ、風水では推奨される。同じ向きが、まったく逆の評価を受けているというのが面白いところです。
🧭 東西南北、それぞれどう言われているか
では他の向きはどうでしょうか。よく言われている内容を整理します。
北枕
- 健康運・金運・恋愛運によいとされる
- 気の流れに沿うため、寝つきがよくなると言われる
- 北は変化が起きやすい方角とされ、引っ越しや転職を控えている時期に向くとも
東枕
- 太陽が昇る方角に頭を向けるため、エネルギーを受け取るとされる
- 朝スムーズに起きられない方、元気が足りないと感じる方に向くと言われる
- 活動的になりたい時期の向き
南枕
- 人気運を高め、新しい才能が開く方角とされる
- 自己表現をしたいとき、新しい挑戦をするときに向くと言われる
西枕
- 心の安定に効果があるとされる
- 東枕とは反対に、落ち着いた睡眠がとれると言われる
- ただし寝すぎには注意、という話もあります
どれが正解、という話ではありません。 いま自分が何を整えたいかで選ぶ、という考え方のようです。
⚠️ 向きより先に、見直したほうがいいと言われる場所
実はもうひとつ、方角より優先されると言われているポイントがあります。
ドアと枕の位置関係です。
風水では、ドアは「気の流れが激しい場所」とされています。人は寝ているあいだ無防備な状態になるため、枕とドアが向かい合わせになると、その影響を受けやすいと言われています。
これは、方角に関係なく起こります。
部屋が狭くて動かせないとき
賃貸だと、ベッドの位置を自由に変えられないことのほうが多いですよね。
その場合は、ドアとベッドのあいだに棚やパーテーションを置いて仕切りをつくるという方法が紹介されています。ヘッドボードのあるベッドを使うのも同じ考え方です。
つまり「動かせないから無理」ではなく、あいだに何か挟めばいいということのようです。
これなら今ある家具の配置を変えるだけで済みます。
💡 今夜からできること
お金をかけずに試せることを、3つだけ挙げます。
① 枕の向きを1つ変えてみる
いきなり大移動しなくても、90度回すだけで向きは変わります。1週間くらい試して、寝つきや起きたときの感覚が変わるかを見てみる。
② ドアの正面を外す
枕がドアの真正面にあるなら、少しずらすだけでも違うと言われています。
③ 変えられないなら、あいだに仕切りを置く
棚でも、背の高い観葉植物でも構いません。
どれも、やってみて合わなければ戻せます。 そこが方角の良いところだと思っています。
🏁 まとめ
- 「北枕は縁起が悪い」は仏教の故事が由来で、風水の話ではない
- 風水では北枕はむしろ良い向きとされることが多い
- 東は活力、南は人気運、西は安定と言われる
- 方角より、ドアとの位置関係を先に見直すとよいとされる
- 動かせないときは、あいだに仕切りを置く
どれも「こうしなければならない」という話ではありません。気になったものを1つだけ、今夜試してみてください。
合わなければ、戻せばいいだけです。
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※この記事について
風水の考え方を紹介したもので、効果を保証するものではありません。「〜と言われています」と書いている部分は、風水として一般に伝えられている内容です。
体調や睡眠の悩みが続く場合は、医療機関にご相談ください。